2013/03/28 Thu
山岳部2月23日(土)
正丸トンネル横瀬側入り口から虚空蔵を越える山道の探索山行
以前秩父駅から学校までのロングハイクをしたとき、正丸トンネルの上を越えていく山道の跡を見つけました。2万5千分の1の地図にも載っていますが長い間歩かれていないと思います。現在どうなっているのか探索しました。
普通の山道ならば1,2時間で抜ける距離ですが朝から夕方までかかることも想定しました。雪の斜面が現れる可能性もあるのでアイゼン、ピッケル、ロープ、ツエルトなど冬山フル装備を用意しての練習登山にしました。
芦ヶ久保から歩き正丸トンネル入り口に着く。名栗方面との分岐。
地図でルートを確認
沢の脇に山道らしいものを見つけたもののすぐに消えてしまい、道探し。
笹薮を抜けたところで旧道らしい道を発見する。
見つかったと思った道はすぐに不明瞭になってしまった。道探しは時間の無駄なので地図とコンパスで尾根に沿って虚空蔵峠に向かうことにする。
600m台のこぶを超えると下り斜面で雪が現れる。人によって踏み固められていないのでアイゼンの必要もなく、サクサクと歩きやすい。天気に恵まれ視界がよかった。視界が悪いときには谷に誘い込まれやすい場所であろう。
カモシカ?の足跡
虚空蔵峠と刈場坂峠を結ぶ稜線に抜けた。ここまで3時間もかかってしまった。逆のルートをたどるときにはこの木が目印になりそうである。
山道が車道と出会う場所
正丸トンネルの飯能側入り口に向かう。凍結した道路は滑りやすく危険。このような道では長靴と簡易滑り止めの組み合わせが一番。
1時間以上車道を歩いてようやく国道299号にでる。
この後正丸駅まで歩いて練習山行終了。山道が不明瞭で一般登山者にはお勧めしませんが、地図とコンパスの練習にはよいコースでした。
(山岳部顧問 大谷)